台風の後から屋根で異音がするとの
ご連絡を頂き伺いました
下屋根を調べると端の板金が浮き上がり
パタンパタンと打楽器のように鳴っています
平葺き板金屋根の端部は
広小舞(ひろこまい)や
登淀(のぼりよど)という木下地に
板金役物(ばんきんやくもの)を固定し
その役物と屋根板金をかみ合わせて納めてあります
木下地から引きちぎれ飛ばされたのか
役物は無くなっています
これ以上剥がれないように仮固定し
職人さんに屋根板金や役物を
成型加工してもらいます
木下地を交換し役物を取り付け
下葺き材を差し替えてから
板金屋根を組みかえました
屋根材は重なり合っていたり
組み合わせてあったりしているので
一部の不具合を放置すると被害箇所が
拡大してしまうケースが多いです
早くご相談頂けたので
部分的な修繕だけで済んでよかったです
:木造戸建て:(工事費 役物板金成型加工+屋根板金成型加工+下葺き材差し替え+木下地修繕+板金工事費など 約¥11,5万)
※保険補償を受けられたため自己負担はありませんでした