住宅街に建つ数寄屋造りの戸建てです
中古の戸建てを購入されたお施主さまから
リフォーム相談を受け伺いました
外観から和風の仕様で銅板葺きの門を入ると
お家の中も皮付き丸太や四方柾目(しほうまさめ)の柱
竹、網代、杉皮などを印象的に使い
壁は本聚楽(ほんじゅらく)の土塗りで
玄関横には茶室のあるお宅です
大工的にはわくわくするお家ですが
床にキズが多くて強度低下や劣化もあり
水回りは古びて汚れも目立つため
リフォームしてからご入居されたい要望です
風呂、キッチン、便器など
水回り機器の更新と
床の増し張り、畳替え
洋室の内装材張り替えや
2階の2点式ユニットバスを
カウンター付きトイレスペースに変更
などを行うことになりました
和風の場所は縁甲板(えんこういた)
洋風の場所はフローリングと
特徴を生かすように材料を使い分けし
新しい機器に合わせて配管、配線などの
仕込み工事も進んでいきます
元々採用してある材料類は
とても貴重で高価な建材類なので
職人さんたちもより一層の気使いをしながら
気合を入れて作業してくれました
工事完了後、保護養生を撤去し
清掃をして終了です
くつろぎや接客の場は和
水回りは使い勝手の良い洋と
良いとこ取りの折衷仕様が出来ました
ご相談いただきありがとうございました
:木造戸建て:工事費(解体工事+建材類+機器類+大工工事+設備工事+電気工事+左官工事+塗装工事+設備機器工事+内装工事+畳工事など 約¥815万)