ご家族様が転倒して足を骨折し
歩行が困難になってしまったお宅です
杖を利用し
ゆっくりなら
自力歩行ができますが
段差のある箇所は杖だけでは危険な状態です
骨折が治っても歩行障害が残り
介護認定を取得されたため
介護保険の住宅改修助成制度を利用して
手摺を設置することになりました
道路から玄関までの外階段
内玄関から廊下への框部段差
浴室出入口と洗い場から浴槽出入りの段差
トイレ便器への立ち座り時
1階から2階への階段など
ご本人様やケアマネージャーさんと相談し
行政への事前申請を行います
後日、問題なく承認が下りたので
お選びいただいた色柄の部材類を用意し
準備ができ次第に工事スタートです
ご希望箇所の室内壁は
石膏ボード張りで出来ていて
そのままでは手摺をしっかり付けれません
手摺の強度を確保するため
後付けの化粧補強板を設置してから
がっちりと手摺を固定しました
屋外階段部は土間のタイルに
ダイアモンドコアドリルで
穴を空けて柱を埋め込み
モルタルで固めました
あわせて自費工事となりますが
経年で硬くなった水栓の交換や
アルミサッシのクレセント交換も行いました
屋外は耐候性、非蓄熱性に配慮し
浴室は防水性のある素材の使い分けをしてありますので
安全にお使いになれると思います
ご活用いただき安心してお過ごしくださいね
:木造戸建て:工事費(資材類+金具類+工事費など 約¥32万)
※保険より助成金18万円支給されたため自己負担は14万円でした